達人に学ぶ DB 設計指南書を読んでの感想
はじめに
達人に学ぶ DB 設計指南書を読んでの感想を記載します!
良かったところ
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普通に読み物として面白い: 参考書でありながらも、著者の思想や考えが散りばめられており、淡々とした文章ではなく面白かったです。
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なぜ?を追求している: 著者がなぜこれをするのか、なぜこれをしないのかを深く追求しており、理由を明らかにしているので納得しながら読むことができました。
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アンチパターンについて学べる: 著者の体験談を交えながら、アンチパターン(良くない設計の例)について学ぶことができました。
学んだこと
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正規化について: スカラ値の原則やデータベースを分割する理由などを理解し、正規化の目的を学びました。
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正規化と非正規化の正解: 著者の立場から非正規化を最後の手段とし、その考えについて理解しました。
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トレードオフの考え: データベース設計においてトレードオフ(優先順位)の考え方を学びました。
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アンチパターン、バットノウハウについて: ダブルミーニングや不適切なキーについての例を通じて、良い設計の指針を学びました。
難しかったこと
後半は難しかったと感じました。特に木構造については、データベースの経験が浅いため理解が難しかったです。
おわりに
DB 設計について網羅的に学ぶことができる良書に出会うことができて良かったです。読みものとしても面白いので何回も読み直す一冊だと思います。